未来の内見

こんにちは、北見尚之です。

皆さんはVR(バーチャルリアリティー)というのをご存知でしょうか。これは最先端のテクノロジーを使った様々な疑似体験ができるシステムです。

例えば、あなたが自宅から、富士山の山頂に今すぐ行ってみたいと思ったとしましょう。そんなことは、当然不可能です。ただ、このVRを使えば実際に富士山の山頂に行ったかのような体験ができます。

まず、コンピューター技術を駆使し、富士山の山頂のあらゆるデータ、東西南北、あらゆる角度からの景色、その膨大なデータを使って、富士山の山頂を立体的に映像にするのです。

体験する人は、特殊なゴーグルを装着します。
ゴーグルには富士山の山頂の映像が映っています。ゴーグルをかけた時に東を向いている状態で立っていたとすると、実際に富士山の山頂の東に見える景色が、ゴーグルの中で再生されています。そして、そのまま北をみようとすると、コンピューターが体験者の動きに合わせるように東から北への映像に切り替えます。この時も、写真のようにパッと切り替わるのではなく、実際に自分が東から北を向く動きに合わせて映像が変化するのです。後ろを振り返れば、その動きに合わせてぐるっと回りながら映像が切り替わっていき、上下左右360度あらゆる映像を楽しむことができます。

近年、このVRを応用し、不動産の内見をする試みが、不動産業界の一部で行われています。
コンピューターを使って、先ほどの富士山と同じように、360度、内装の映像データを用意して、実際に自分がそこにいるかのように見学できるのです。

今は、機材も高額で製作にも時間がかかるため、一般的ではありませんが、将来的にはこの方法を使って、短時間でさまざまなものが内見できるようになるかもしれませんね。

北見 尚之