こんにちは、北見尚之です。
先日、友人から、少し早いお歳暮と一緒に沢山のリンゴが送られてきました。ダンボールいっぱいに入っていたので、いったい何事かと思ったのですが、家族でリンゴ狩りに行ったところ、思いのほか沢山取れてしまったとの事。家族だけでは食べきれないので、あちこちにおすそ分けしているそうです。
直売所で売っていたというリンゴジュースもセットだったのですが、どちらも非常に濃厚で甘みたっぷりの味でした。
リンゴというと、私は小さい頃、風邪をひいた時のことを思い出します。
小さい頃から、体はとても丈夫で、風邪など滅多にひかない子供でしたが、いざかかると高熱と関節痛で動けなくなるほど重い症状で、食欲もほとんどなくなってしまいました。
そんな時、母がすりおろしたリンゴを食べさせてくれました。おかゆも食べたくない状態でも、すりおろしたリンゴはするすると口に入ったのです。そのときはいつも以上に美味しく感じたものです。
調べてみると、「一日一個のリンゴは医者を遠ざける」という言葉もあるようで、様々な病気に対する予防効果が散見されます。弱った胃腸を整える作用や、炎症を起こしている粘膜を保護し免疫力を高める働きをするなど、風邪に対しても有効な作用があるようです。
リンゴの旬は秋から冬にかけての時期。空気が乾燥し、風邪になりやすい季節に効果のある果物があるということで、自然と人間の妙な因果関係を感じますね。
北見 尚之