子供の健康と時代

こんにちは、北見尚之です。

先日、休みの朝に軽くジョギングをしていると、ジャージ姿の学生が数名、こちらに歩いてきました。どうやら、部活動のために学校に向かうらしく、スポーツバッグを抱えて楽しそうに話しています。

私に気がつくと、「おはようございます!」と揃って挨拶をしてくれました。こちらも「おはよう!」と返し、朝からとても清々しい気持ちになりました。

挨拶はコミュニケーションの基本で、知らない人同士が対話をするのに重要なものと子供のころから教えられてきましたが、神戸のとあるマンションで、「マンション内の挨拶禁止」をルールとして明文化したという記事を見て驚きました。

住民の一人から、自分の子供に「知らない人に挨拶されたら、何かされる前に逃げろ」と教育しており、子供が怖がるので挨拶をしないで欲しい、という意見が出たそうです。
すると、年配の住民からも挨拶しても返されないと気分が悪いから、いっそ禁止した方がいいという意見まで出て、マンション内でのあいさつが禁止になったということです。

私が気になったのは、「近所の人でも声をかけてきたら、何かされるかも知れない」という警戒心がまず先にあるという点です。
昔はご近所さん同士での付き合いを重視し、子供は隣近所の人に元気よく挨拶するよう躾けられましたが、昨今はどうもそうではないようです。

しかし、警戒心を重視するあまり、挨拶というコミュニケーションを取らずに逃げる、というのはむしろご近所同士の関係性が希薄になり、いざ問題が起きた際の助け合いが生まれないのではと思います。

何か起きてからでは遅い、ということなのかもしれませんが、このままずっと「挨拶されたら逃げる」ということを続けては、挨拶ができない人間になってしまい、将来的にはとても困る事になるでしょう。
やはり、目が合ったら元気に挨拶できる方が好感が持たれるのではないでしょうか。

北見 尚之