土地柄に適した家づくり

こんにちは、北見尚之です。

先日、国内の気象観測史上最大級の台風が発生しました。
気象庁からは、「特別警報」という、数十年に一度、発生するかしないかの災害でしか発令されない警報が出され、最大級の警戒を払うようにと何度も繰り返す事態。
沖縄の久米島に最接近した際のニュースでは、最大瞬間風速は85メートル、と聞いた時は我が耳を疑いました。

土地柄、台風とは共存してきた沖縄の人々。近年は、耐風対策も視野に入れた新築住宅が建てられていますが、昔ながらの家にも様々な台風対策がされています。
例えば、沖縄の街並みに見られる赤い屋根瓦の家。瓦には漆喰が塗られており、頑丈に接着しているため、かなり強い風でも飛ばないようになっています。さらに、風で飛ばされて割れても、あまり破片が飛び散らない加工がされているのです。

昔ながらの家には、土地ごとの特色がある家づくりが存在します。
先人の知恵に学んだ工夫が家づくりに生かされ、現代の我々の建築技術に、様々なインスピレーションを与えてくれるのです。

北見 尚之